シモダユキエ風「旬野菜」のイラスト展

2006年3月20日(月)〜3月25日(土)

以前は広告プロダクションのデザイナーをされていたシモダさん、フリーのイラストレーターとなって以来、数多くの雑誌、PR誌などのお仕事を手掛けていらっしゃいました。初個展だった今回は得意の野菜をモチーフにした17点が並びました。


「卓袱台に鬼おろしと冬大根」

春のアスパラ、菜の花、人参。夏野菜ということでは空豆、トマト、瓜。秋は様々な茸類に里芋、さつまいも。冬場は大根にほうれん草、そして小松菜。いまは1年中、季節を問わずに野菜を手に入れることが出来るようになりましたが、シモダさんの作品を前にすると、やっぱりその時々の旬の味をいただきたい!という気持ちになります。


「新じゃがいものローズマリー風味」


画材はオイルパステル。画面の上で色を混ぜやすく、且つ濁ることのないオイルパステルは、以前制作していた油彩画と近い感覚なのだそうです。昨年度まで手掛けられた「3分間クッキング」の扉イラストで御存知のお客様も多かったよう。


これまでは食材や料理を描かれることが多かったけれど、今後は食にまつわるモノ、人、場面などまで表現を拡げて更に「おいしいイラスト」を追究してゆきたい、とのことでした。

BACK