小山友子　木版画展 2006年2月20日(月)〜2月25日(土)

「一途なんです！」と笑いながらおっしゃっていた小山さんの木版画との出会いは15歳の美術の授業。それ以来、他の技法に浮気することなく、夢中になって制作を続けていらしたのだそうです。初めての個展で緊張しつつも、多くのお客様に感激しながら１人１人の方と丁寧にお話をされる様子が印象的でした。

「養豚生活」

モチーフの多くが、思わずニッコリとしてしまうようなユーモラスな姿の動物たち。明るい色彩と洗練された構図が素朴な木版画という技法と相まって、ビビッドな表現となっています。

「マリアッチ 」

大抵の作品は３版から４版で制作。画材には水性ガッシュや版画用絵具が使われています。

今回は新作の他に、2005年度のトヨタ自動車のカレンダーの原画もご覧頂きました。クオリティも高く、バリエーションにも富み、観応え満点な展示でした。

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