加藤妙子展「Dreamer」

11月14日(月)〜11月19日(土)

MAYAでは2年に一度、定期的に展覧会をしてくださっている加藤さん。いつもこの時季を選ばれるわけは「作品と一緒に、外苑の銀杏並木が色づく様子を楽しんでいただきたいから」なのだそうです。


「母と子」

ポジティブなエネルギーが溢れて出てくるような加藤さんの作品。大小様々なサイズで17点が並びました。


「聖なる家」


加藤さんがずっと描き続けているテーマのひとつに母子像があります。今回多くみられた聖母マリアは宗教的な意味合いよりも、母親を象徴する普遍的なアイコンとして描きたかったとのこと。


展示したのは透明水彩画版画
最初に木版画として制作したものから再び版を作り、最終的にリトグラフやシルクスクリーンに仕上げられます。そうすることで木版画の持つエッジの力強さと、シルクやリトによるヴィヴィッドな色彩が得られる、というのが理由のひとつ。また通常は下絵が反転することを前提に制作しますが、2度刷ることで下絵そのままの構図が作れるのも魅力、とおっしゃっていました。

加藤妙子web site はこちら

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