中井絵津子展「Coisas Pequenas」

10月10日(月)〜10月15日(土)

気がつけばニットが恋しくなる季節。今週のMAYAでは中井さんによる大小さまざまなサイズの26点の作品が並び、あたたかい色彩とノスタルジックな雰囲気をごらんいただきました。


「鳥を放した日」

 
以前に旅したポルトガルという国は中井さんにとってとても印象深く特別な場所だったようです。以来訪れるたびに美しい景色や人々、音楽などに触れ、それが作品のイメージソースとなっているのだそうです。Coisas Pequenasとはポルトガル語で「小さなこと」の意味。


「サヨナラフルサト」

展示した作品の大半は約3年ほど前から始められたという一版多色刷り銅版画。カラフルな色づかいや鮮やかなインクの発色などは、「銅版画」という言葉からイメージするものとは一味違った独特な魅力がありました。


「ペケーニョ村の人々」

他には一点一点美しいフレームに入れられたコラージュの小品や水彩+パステル画、また紙粘土で作られた豆人形も展示。

小さいものは指先程の大きさで、ひとつひとつ手彩色された愛らしい表情のPequenasたち(左)は大好評でした。

http://www.k2.dion.ne.jp/~ekoluka

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