朝倉京市展「存在と不在の風景」

5月16日(月)〜5月21日(土)

そこは静寂に満ちているのだけれども何故か胸の奥がざわついてくるような風景。以前は大きい画面に描くことが多かった朝倉さんですが、今回のサイズは大小様々に、画材も 透明水彩、アクリル、油彩などを使い分けて描かれました。


集合住宅の前にたくさん並んだ墓碑、雪原にそびえ立つセメント工場にあるような大きな建造物…。彼女の描く不思議なイメージのもとは、夢の中で彼女が描いていた景色だったり、印象的な映画から発想を得たものであったり、とのことです。


頭に浮かんだ景色を再現するために、自分の頭の中のビジョンにより近いパーツ(雲のかたちや、光、影など)をさまざまな写真などから探し出し(自ら撮影もするそう)、コラージュするように描いているのだそうです。



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