松山悦子展「カルネくんをさがして」

'04.09.13(月)〜 09.18(土)


いつもファッショナブルでパワフルな松山さんのMAYAでは7回目となる展覧会です。




ドローイング、エッチング、紙版画…様々な技法を駆使して、その時々の感性を自由に表現してきた松山さん。この数年はオリジナルのTシャツやバッグの制作が大好評。セレクトショップや、スパイラルやラフォーレなどでの展示販売に忙しく、イラストレーションとファッションを両立させていらっしゃいました。

今回はTシャツ、バッグの最新作と共に、ひさびさにドローイングを展示。
「毎日のように描き続けてきた!」という鉛筆画のモチーフは花、ネコ、ヌイグルミ、洋服…など。
ファッションの仕事を兼ねて足を運んだフランスで手にいれた、たくさんのカルネ(メトロにもバスにも使用可能な切符、回数券)もまた作品の一部となっていました。
そして更にバッグなどにも使用した布もコラージュ。
布の端切れ、カルネ、そしてドローイングの三つで構成された作品は、イラストレーションとファッションの世界をボーダレスに行き来して活躍する、今の松山さんそのものを象徴しているようでもあり、肩の力の抜けた素直な表現はまるで彼女の日記のようにもみえました。

松山さんのTシャツやバッグは、下北沢「FABUROUS」(03-3468-3697)で取り扱い中。9月23日から26日までは青山スパイラルでも展示販売されます。

BACK