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川口周展「おしゃれ会」
'04.06.14（月）〜 06.19（土）
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女性誌などでお仕事をされている川口さんのひさしぶりの個展。イラストボードに描いた作品を額装はしないで、パネル状に加工したもの27点、立体４点、デジタル出力13点を展示しました。 |
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川口さんがアクリルガッシュのカラフルな色彩で、キュートな女の子像を描きはじめてから約10年。
一見CGかと見間違うような、筆跡を残さずに丁寧に彩られた作風はそのままに、今ではシックなヨーロピアン風あり、元気でポップなアメリカン・コミック風あり…と彼女たちを取り巻くヴァリエーションも、使用する色彩の幅も大きく拡がりました。
流行の移り変わりが激しい「Fashion」のみを追求して描くというよりも、むしろオシャレが大好きな女の子たちのイキイキとした姿を描きたいとおっしゃる川口さん。制作時の気分はまさに「着せ替え人形で遊ぶような感覚」なのだそう。作品を前にした人にもそんな雰囲気が伝わって楽しんでいただければ…とのことでした。
イラストボードを使用した建物や車などの立体作品も好評。他にも出力した作品が円筒上に加工して壁面に飾られたり、と工作少年のような一面も見えた今回、作者自身がいかに楽しんで制作していたのかが伝わってくる展示でした。 |
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