いつもユニークなアイデアをたくさん抱えて、プレゼンテーションをしていらっしゃるアンズさんが今回のテーマに選んだのは「学校」。
席を向かい合わせて食べる給食のカレーにコッペパン、牛乳瓶に先割れスプーンに、放送室…。小学生時代の、給食から放課後にかけてのワクワクした時間が思い出される、楽しいクレイ・イラストレーションが並びました。
壁には教室の掲示板や黒板を彷佛させる、木枠を付けたグリーンのフェルトを貼りつけ、そして展示台として使用したのは、実際に小学校で使われていた机や椅子。
常日頃から、素材になりそうなものには目を光らせてるという作家だけあって「学校」という空間を演出する小物にも抜かりはありません。
いつものギャラリーとはガラリと変わった空間に、ギャラリーの前を通りかかった人々も興味津々で立ち寄って下さることもしばしばありました。
動物や食べ物などを擬人化して見せるのは以前から得意としていたアンズさん。今回もこんがりと美味しそうな焼き色のついたコッペパンさんたちが大人気でした。