井上明香展「旅のいろ」 2010年9月27日（月）- 10月2日（土）

女性向けの数多くの雑誌や書籍のお仕事を手掛ける井上さん。 今回はいつものお仕事の雰囲気とはガラリと気分を変えて、個展のために描きおろした23点の作品を展示しました。

「リスボン・アルファマ地区」

テーマは「旅」。決定するまでは随分と迷ったそうでしたが、資料が豊富で多くの人が共感できるのではということから決めたそうです。

「青いシャンデリア」

オランダの飾り窓の女性達、ポルトガルの魚料理やビール、マンゴーや小豆などを使った台湾のデザート類、デンマークの街角で見かけた犬、イタリアの広場、野菜が並ぶベルギーの朝市… 井上さんがこれまでに旅した様々な国で出会った印象的なシーンの数々。 作品を前にして、旅に出たときの解放感や高揚する気分を束の間お楽しみいただきました。

「夕暮れ」

仕事では多くの女性が好むピンクやイエローなどの柔らかい色彩を使うことが多いそうでしたが、今回はあえて寒色系、青のグラデーションでの制作に挑戦。 ご自身も新たな方向の1つとして見えてきたようです。 ■SAYAIRO

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