広告・装丁・週刊誌、文芸誌の挿絵などで活躍されている管野さんのひさしぶりの展覧会です。11点の作品がマットを直接挟み込む方法で展示するシンプルな木製のオリジナルフレーム（管野さんのお手製）に入って並びました。

毎回コンセプチュアルな展示をしてくださる管野さん。今回は「塊」としての黒を探してみたい…ということで描いた作品が並びました。 挿絵の仕事でもモノクローム作品は描かれていますが、今回はミニマムに削ぎ落とした、いつもとは一味違う表現となりました。

　

水や植物、自然の風景などをテーマに凛としたストイックな印象を受ける画面、今回は下書きすることなく描かれたのだそうです。

使用画材はエスプリコートという表面に凹凸と光沢のある用紙と墨。 筆は使わずにパレットナイフ一本で描いていらっしゃいます。 今回初めて原画をご覧になり、その技法に驚かれたという方もたくさんいらっしゃいました。 ■KEN'S WORKSHOP : 管野研一web site 関連リンク ■TIS 東京イラストレーターズソサエティ・管野研一ページ ■クリ8

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