宮木ミチル展

2010年4月5日(月)- 4月10日(土)



前回のブラッシュアップ講座受講生でもあった宮木さんの初めての個展。講座中には課題として描いた作品が実際のお仕事に繋がったり(あまんきみこ童話集)、昨年度のザ・チョイス年度賞や『イラ通』イラストレーション・コンペ入選…と、いま勢いに乗っている作家です。


「ロマンティック・フルー」扉絵


今回展示した作品は19点。「野性時代」に掲載された挿絵や「ポケットの中のレワニワ 」(講談社・上下巻)の装画なども並びました。


「冬眠」


新聞紙を加工した用紙の上に、子どものようにのびのびと描かれた作品を前にすると、その可愛らしく、且つ毒気もあるフシギな世界に引き込まれてゆきます。今回はあえて、ビビッドな色を使うことを意識したそう。


「ある日のRHEAさん」


作品の1つ1つには物語があり、会期中は宮木さんの解説に爆笑するお客さまがたくさん。絵をみるのに言葉は不要…とも思いますが、宮木さんの作品に関してはそのユニークな発想(でも彼女にとっては日常の事柄なのだそうです)も含めて絵をお楽しみいただきたいです。
ちなみに「RHEAさん」は男でも女でもない、宮木さんにとってのお守りのような存在なのだそうです。今回の作品にも様々な姿で登場していました。


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