市川智子展「裸のダビデさんにバスローブを」

2010年3月1日(月)- 3月6日(土)



毎回、コンセプチュアルな展示をされる市川さん。MAYAでは4回目、5年ぶりの個展です。



今回のキーワードは「ユダヤ人」。 ジャマイカ人の母とイギリス人の父を持つイギリスの作家ゼイディー・スミスが多元アイデンティティ社会を描いた小説をモチーフに描かれました。



「現代社会と“シンボル”という壮大なテーマに、とめどなくコミカルな表現で挑んだ」(BOOKデータベースより)小説 『直筆商の哀しみ』 。 独特な実在感を漂わせつつ、個性豊かな登場人物たちが鉛筆で表現されました。



イラストレーターとして新聞や雑誌の連載小説の挿絵や絵本などで活動すると同時に 建築の歴史などを紐解いてゆくお仕事にも関わっていらっしゃる市川さん。 もともと建築に造詣が深く「愛と哀しみのル・コルビュジエ」(彰国社)という著作もあります。

2005年個展「バスルームで夢をみる」
2002年個展「悪女としてのココ」



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