「どんなときも懸命に生きている、小さな生きものたちのたくましい姿を描きたい。」
その言葉の通り、生命力に溢れた林優希さんの作品が並びました!
絵の合間に散歩をしていると、 虫の羽音が聞こえた。
何かが水に飛び込む音も。 風に乗って鳴く声も。
どこからか 綿毛が舞ってきて、 濃い緑が香る。
今、わたしの 半径1mには 無数の生きものがいる。
姿を見つけられなくても、 ここにいる。
この広い宇宙で みんな同じように うまれ、 生きていく。
生きものたちは どんなときでも ただ無心に、 懸命に生きている。
だれかと比べたり なにかに縛られたりすることなく。
その のびのびとした たくましい姿を見ると、
ちょっとした悩み事なんて 大したことではないと思える。
わたしが わたしとして生まれた この時間を大切にしようと思える。
(挨拶文より)