岡田まりゑ展「セツナイ」

2017年10月2日(月)〜10月14日(土)

m_okada1

2011年以来、岡田まりゑさんのMAYAでは2回めの個展です。
「見る人と対話のできる作品を作りたい」とおっしゃる岡田さん。
日ごろ気になる景色、モノ、言葉などを一版多色刷りの銅版画で表現されました。

『たくさんの想い出 と』© Marie Okada

『たくさんの想い出 と』© Marie Okada

10cm角の額に入った小さなドローイングから、今後はあまり発表することがなくなるかも…という大判の銅版画まで、25点を展示。

『持っている モノ』© Marie Okada

『持っている モノ』© Marie Okada

『たずねて』© Marie Okada

『たずねて』© Marie Okada

『解くための 知恵』© Marie Okada

『解くための 知恵』© Marie Okada

『一本の樹−家までの道』© Marie Okada

『一本の樹−家までの道』© Marie Okada

一版多色凹凸版刷り”で制作された作品の幾つかは、絵の具の盛り上がった画面を見ていただきたいと、額のガラスを外してご覧いただきました。
『描く』ように絵の具を版に置いている、という制作の様子を感じていただけたのではないかと思います。
秋の感傷的な気分にそっと寄り添うような、切なく美しい世界をご覧いただきました。

http://malie.exblog.jp

カテゴリー: 2017アーカイブ, MAYA   タグ:   この投稿のパーマリンク