北川佳奈絵本原画展「かがり火」

2016年10月3日(月)〜10月8日(土)

北川さんにとって初めての絵本の原画展を開催いたしました。

© Kana Kitagawa

© Kana Kitagawa

『かがり火』(青柳拓次・作/millebooks)amazon

© Kana Kitagawa

© Kana Kitagawa

なみだをながしてよろこぶ おばあの顔はみんなの宝物。島の神秘が宿る絵本 ―UA(ウーア/歌手)

沖縄在住の音楽家・青柳拓次(リトル・クリーチャーズ)と気鋭の画家・北川佳奈が沖縄を舞台に描く不思議なお話。(「BOOK」データベースより)

kitagawa_1

金曜の夜にはMAYA2で作者の青柳拓次さんによる「音楽と朗読の会」を開催。
北川さんも沖縄の詩人・山之口貘さんの詩を朗読されました。
お出かけいただいた方には、束の間、日常を離れて南の島に来たような穏やかで気持ちのよい時間をお愉しみいただけたのではと思います。

© Kana Kitagawa

© Kana Kitagawa

絵本の原画の他に、日々描かれる小さな作品を展示。
写真は小さな木片に金具の取っ手を付けた作品。
船、カモメ、トビウオといった海にまつわるモチーフが描かれました。
一番小さいもので大きめのキャラメルくらいのサイズ!

「眠る船」© Kana Kitagawa

「眠る船」© Kana Kitagawa

お母さまが沖縄のご出身で、子どもの頃は夏の大半を名護で過ごしたという北川さん。
ずっとファンだった青柳さんに、特別な思い入れのある沖縄を舞台にした物語を依頼して生まれた絵本なのだそうです。
5月の発売以来、全国さまざまな場所を旅してきた「かがり火」の(おそらく)最後の展覧会。
次回の北川さんの絵本を期待せずにはいられない一週間でした。

カテゴリー: 2016アーカイブ, MAYA   タグ:   この投稿のパーマリンク