装画を描くコンペティションvol.12受賞者展

2013年2月11日(月)〜16日(土)

昨年夏に開催した装画コンペの受賞者6人の展覧会です。
会期中は審査員の坂川栄治氏と平川彰氏をお招きして受賞者と入賞者たちの懇親会を行い、
集まった30数人それぞれの出品作品の簡単な講評もありました。


写真はミナミさんのプレゼンテーションの様子。


グランプリ・ミナミタエコさん。
草木の緑を生き生きと美しく、ファンタジックな世界をアクリルで描きます。
受賞後は精力的に制作を続け、搬入時には展示しきれない程の量の新作を
見せてくださいました。その中から選りすぐりの作品を収めた冊子も制作しました。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/minamitaeko/


準グランプリの伊藤ちづるさん。
人物のニュアンスのある表情が深く心に残る作家。抑えた色調のポートレイトと一緒に、
以前から得意とされていたラテンの国を思わせるカラフルで熱感のある作品も展示。
アクリルや油彩で描かれています。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/itochizuru/


坂川栄治賞の印南綾乃さん。
今回最年少、しかも現役の大学生!文星芸術大学で佐々木悟郎さんに師事されています。
鉛筆画をコーヒーで着彩という技法で、ノスタルジックな人物や風景、静物をじっくりと
細部まで丁寧に描きます。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/innamiayano/


祖父江慎賞の白井ふみえさん。
少女的でドリーミイ。でも甘すぎないビターチョコレートのような世界が魅力です。
使用画材は透明水彩。手にされているのは今回のために制作したフライヤーです。
包装紙のような薄い紙に印刷してみたかったのだそう。オリジナルのレターセットも好評でした。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/shiraifumie/


平川彰賞、たじまひろえさん。
ビビッドな色彩と大胆な構図、プリミティブな母性を感じる心地よい作品です。
ZINEやポストカードは定期的にイベントなどで販売されており、そこから繋がるご縁も
多いのだそうです。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/tajimahiroe/


MAYA賞、辻恵さん。
モノクロームで光と影を表現し、静謐な、叙情あふれる世界を描く辻さん。
白いスカートを翻す少女の姿は一度観ると忘れられない強い印象を心に残します。
高知麻紙と墨とマスキングインクを使用されています。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/tsujimegumi/

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