ちばえん挿絵展「ビストロ青猫謎解きレシピ」

2014年11月10日(月)〜11月15日(土)
chibaen

時代もの、刺繍によるイラストレーションなど、1つの表現や技法に捕われることなく、
それでいて毎回独特な個性を持つユニークな世界を見せてくださるちばえんさんの個展です。

© En Chiba

© En Chiba

展示したのは昨年6月から今年9月まで静岡新聞の夕刊小説として連載された、
「ビストロ青猫謎解きレシピ」(大石直紀作)の挿絵。
トータル284点の中から50点の予定…が絞りきれず!選びに選んだ80点を展示しました。

© En Chiba

© En Chiba

挿し絵では得意の線画を基調に、彩色や写真や印刷物をコラージュして制作されました。
黄色やベージュを下地に描かれた作品が多いのは、物語の中の「過去」と「現在」を
色で表現したかったとのこと。

© En Chiba

© En Chiba

入口には著者の大石氏が展示のために書き下ろしてくださったあらすじを掲示。
首無し死体やトランク詰め殺人、髑髏崇拝や鬼の子孫…と、ちょっと怖くて
物騒なキーワードが並びます。
DMでもインパクトのある一枚をご覧いただきましたが、一筋縄ではいかない
人物たちが物語にはたくさん登場するようです。
来年には ちばえんさんによる装画で書籍として出版されるとのこと。
そちらもぜひご覧いただければと思います。

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