加ト祐哉展 「空 OUT IN OUT」

2009年5月18日(月)- 5月23日(土)


さまざまな装画や挿絵のお仕事を手がけて活躍中の加トさんは、装画を描くコンペティションVol.4のグランプリ受賞者です。MAYAでは5年ぶり、2回目の個展となります。




「その奥では、」


out(外側、明るさ) と in(内側、暗さ)。今回の個展のキーワード通り、ギャラリーは相反するイメージが交差する空間となりました。上は「in」を象徴する室内のシリーズの一枚。


「晴れなんだから」



明るいものの中に潜む闇の部分、またはその反対に暗さの中に見える一筋の光のようなものを考えることが多いと加トさんはおっしゃいます。



「響水」


作品はすべて油彩
制作の際には、まずはイメージをしっかりと構築することから始めるそうで、その後、イメージに近い構図を自ら撮影するそうです。 そして写真をそのまま描くというよりも、あくまでも大まかな確認のための資料として使うとのこと。リアルでありながらも不思議なニュアンスが漂うのはそうした課程で描かれるからなのでしょう。

装画を描くコンペティションVol.4

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