宇野信哉 挿画・装幀画展

2009年5月7日(月)- 5月16日(土)


時代小説の挿絵や装画で活躍する宇野さんの3年ぶり2回目の個展です。編集の方、お仕事を手がけた作家の方、時代物を描きたいイラストレーター・・・とたくさんのお客さまがお出かけ下さいました。




「われに千里の思いあり」(中村彰彦著・北國新聞/挿絵)


加賀百万石の繁栄を盤石にした3代前田利常、4代光高、5代綱紀の三代の生涯を描いた新聞連載小説 「われに千里の思いあり」は2007年より2年間、毎日掲載されていました。
三代に渡る…。つまりその間、豊臣秀吉の時代から8代将軍徳川吉宗の時代までの約125年間!
一つの物語の中で時代風俗の移り変わりを表現するということは大変勉強になった!とのことでした。
700点を超える挿絵の中から63点を展示。


「研ぎ師太吉」(山本一力著・新潮社/装画)



その他、この3年間に手がけた書籍の装幀画の中から14点を展示。 ひたすら真面目に時代考証に取り組み続けてきた宇野さんの描く江戸の美しい原画をじっくりとお楽しみいただきました。



「町医北村宗哲」(佐藤雅美著・角川文庫/装画)


画材は透明水彩。背景の地色などの面積のある部分以外の殆どを面相筆で描いているのだそうです。

装画を描くコンペティションVol.4

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