卯月みゆき「剣客同心」原画展

2006年6月5日(月)〜6月10日(土)

時代小説やミステリー、児童文学など多くの装画や雑誌の挿絵を手掛けて活躍中!卯月さんはMAYAの装画コンペ第1回目の受賞者(→COMPETITION)で、今回が初めての個展となります。
今回は新聞の連載小説「剣客同心」のために描かれた作品が並びました。



木版画でイラストレーションを制作する卯月さんですが、締切に追われる新聞連載時はアクリル絵の具で対応。技法を変えても、本来の木版画とのイメージに大きな違いが出ないように工夫した描かれたのだそうです。



今回は展覧会のために、アクリルで描かれた小説の原画の中から11点を木版画で再度制作。画面に独特な光沢があるのは、水性絵具と油性インキを混合して刷っているため。


現在、本のお仕事は「時代もの7:現代物3」くらいの割合でやっていらっしゃるのだそうで、当分はバランスを取りつつ更にクオリティを高めて両立させてゆきたい、とおっしゃっていました。

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