伊藤智代美展 「観光案内」 2006年3月6日(月)〜3月10日(土)

1999年以来、久しぶりの個展だった伊藤さんは現在、デザインのお仕事とイラストレーションを並行して活動されています。一度みたら忘れられないユニークな持ち味は7年前と変わることなく、今回もまたインパクト大！な展示をみせてくださいました。

アクリル板に裏から描く、「ガラス絵」の手法。今回は雲型に切り抜いたアクリル板６枚を重ねることで絵の奥に更に世界が拡がってゆく…というディスプレイをしました。楽しそうな裸の女の子たち、水玉、温泉、桜、渦巻き、シャチホコ…などなんの脈絡もないモチーフで摩訶不思議なチヨミワールドが作られます。

壁には水着姿の女の子たちが100人！グラビアアイドル風あれば、「これは一体どういうシチュエーション？？」という謎のポージングも。

多くの方から「もしかして実際にこういうポーズをとって描いているんですか？」という質問があったようですが、残念ながら答えはNO。イラスト用のポーズ集などに登場するスポーツをしている人などからヒントを得て描いているのだそうです。