「Once upom a time 昔むかし…、」
子供がはじめて“哀しみ”と出会う20の物語

'04.12.13(月)〜 12.23(木)


ギャラリーハウスMAYA恒例のクリスマス企画展です。

「あの頃の胸の熱さを思い出した」と一点ずつ感慨深くみてくださった方、「MAYAらしい企画ですね」という感想を残してくださった方…。
今回も本当に多くの方に足を運んでいただいたアッという間の10日間でした。
展覧会の詳しい様子はまた近々ご紹介させて頂きます。


子供のために書かれた名作の中には、幼な心に漠然とした哀しみや、大袈裟に言えば人生の底知れぬ奥深さ、切なさをおしえてくれる物語が数多くあります。
今回の展覧会では、そうした20の物語をセレクトし現在活躍するイラストレーターの方々に描いていただきました。

心の優しい善人でも必ずしも幸せにはなれない、というやるせない思いを知った作品。
昔むかし…という優しい語り口に秘められた、ちょっと辛口のお話。
これらの物語を通して、人間の暖かさ、冷たさ、そして生きていくことはそんなに楽ではないのだな、ということを教えてもらったような気がします。

街はまさにクリスマス・シーズン、愛がいっぱい、という季節です。
あの頃に感じたちょっと切なく、ほろ苦かった想いの行方を確かめていただければ、 嬉しいと思います。
(挨拶文より)


参加作家
飯野和好 方緒良 木内達朗 こみねゆら 酒井駒子
作田えつ子 ささめやゆき 篠崎三朗 スズキコージ
武田典子 灘本唯人 羽多野典子 原マスミ 樋上公実子
深瀬優子 古屋亜見子 堀内亜紀  山本タカト
山本裕司 吉田稔美

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