装画コンペでもいつも心に残る作品でご参加くださっている村上さんは京都在住。装画や挿絵、企業のパンフレットや冊子、ポスターなどイラストレーションのお仕事をしながら年に一回のペースで展覧会をされています。東京での個展は今回が初めて。

「クリスマスの思い出」T・カポーティ

立体、ドローイングも展示しましたが、彼女の制作の中心は銅版画。 今回は宮沢賢治や小川未明、赤毛のアン、アリス、ライ麦畑… と、 多くの人から長く愛され続ける物語の装画をイメージした作品が並びました。

　

「野ばら」小川未明

展示したのは大小併せて48点。掌に乗るようなミニチュアサイズのフレームに収まった版画には物語に登場する印象的なキャラクターなどが描かれています。

「3ひきのくま」

現在は幻冬舍から刊行されている文芸PR誌『ポンツーン』では 「まぐだら屋のマリア」（原田マハ著）の挿絵を好評連載中。 甘さは抑えめ、ほのかにビターな雰囲気も漂う村上さんのファンタジックな世界をお楽しみいただきました。 ■村上千彩web site 関連リンク ■クリ8

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